【む】「無意識にでるクセ!」

「む」

■ストレス解消のために、無意識に行っている仕草、行動ストレスを感じないという人は稀で、多くの人が何らかのストレスを感じて日々を過ごしています。週末に好きなDVDを見たり、買い物をするなどストレス解消を意識しています。ストレスを感じている時に、それを和らげようと無意識のうちに行っている仕草や行動を考えてみましょう。自分だけではなく、周りの人でこの仕草を頻繁に行う人がいる可能性があります。欲求不満があるのだが、それを満たすことができなくてストレスがたまり、そのストレスがピークに達した時に欲求不満をそれ自体にあてるのではなく、別のものに当たってストレスを解消すること。この行動によってストレスが解消されることを自己完結行動という。

■電話中に落書きをする

電話や会議で無意識のうちに、落書きをしていることがあります。謎のうずまきや、描きなれたイラストを描きながら電話する人も多いと思います。電話相手に怒っていたり、何か思うことがあっても言葉に出してはいけない場合、あるいは向こうが一方的に話し続けている場合に、落書きグセが顔を出すそうなのです。こうすることでイライラを無意識のうちに和らげ、相手にぶつけることを避けようとしているのだそう。心の中で展開されている意識活動、無意識活動が、実際の言葉や表情を上回った時に、手先にはけ口を求めているのです。事実、反対に熱が入ってしゃべっているときは、ほとんど落書きなどしないでしょう。

■レシートやメモを、くしゃくしゃにして捨てる

レシートや領収書、メモなど、くしゃくしゃにする必要がない物もつい・・・。このような仕草は繊細な一面を持っている人に多く、ちょっとの失敗を深刻に考えて、思い悩みストレスを溜めているようです。そのストレスを解消したいという欲求が、紙をくしゃくしゃにするといった行動となって表れている。

■貧乏ゆすりをする

不快な癖として取り上げることが多い「貧乏ゆすり」。こちらも一種のストレス回避行動として知られています。貧乏ゆすりは、一種のストレス回避行動です。たとえば、長く持たされている、仕事がうまくいかない、プレッシャーがある、不安や心配なことがある、誰かに苛立ちを感じている・・・等々、何らかのストレスやフラストレーションを感じている時に現れる仕草で、それらを無意識に解消しようとして表れる、身体の動きになります。相手によっては不快に感じるので、やり過ぎには注意したいです。普段はあまり貧乏ゆすりをしない人が、会話中に始めたとしたら、苛立ちのサインと読み取られます。触れて欲しくないことを聞かれ焦ったり、隠し事がバレるのではないかと不安に感じたりしているのかもしません。