「優しさ」の表現方法にはいろいろな形があります。「大丈夫?」と手を差し伸べて直接的に助ける方法もあれば、手は出さずに見守る愛の形も。あなたはどれが好きですか?
たとえば、もしあなたがうまくいかないことがあって落ち込んでいたとしたら、あなたの大切な人にどう対応してほしいでしょうか?
「どうしたの?」と声をかけてほしい
「話聞くから、ご飯行こうよ?」と積極的に誘ってほしい
気が済むまでそっとしておいてほしい
人によって好みが分かれそうですね。
もちろんケースバイケースで今は直接助けて欲しいと思う時もあれば、そっと見守ってほしいと思う時もあるでしょう。
直接助ける方法は分かりやすいですから、自分としても「助けてもらえた」「優しくしてもらえた」と感じやすいですよね。
ただ、カウンセリングの現場にいて感じるのは、「手を出さずに見守る愛の形」に気づく人が増えたら、もっと優しい気持ちになれるのにな、ということなんです。
昔、ある同僚が、仕事がうまくいかないから辞めたいと言い出した時のことです。
その同僚は、人柄が良く誠実で、みんなに好かれていたのですが、頑固でちょっと惜しいところのある人でした。仕事がうまくいっていないのは、やり方が少しマズかったのです。
周りは「今は仕事辞めるの、思いとどまったほうがいいんじゃない?」と言いました。やり方を変えたらいいだけだよ、という気持ちがみんなの中にありました。
でも同僚は、みんなの意見は聞かず結局辞めてしまいました。
そんな同僚のことを周りは受け入れていて「あの人は、自分が思ったことをやりたい人だから。我々がそのやり方じゃない方がいいよって言っても聞かないから。自分でやってみて、それで気づきたいんだから、もうそうするしかないんだよ。我々は見守ることだよね」といったスタンスでした。
そんな周りの様子を見ていて、「見守る愛」って相手に対する信頼と忍耐がないとできないことだなぁと思ったんです。
人は、自分が変わりたいと思った時にしか変われません。
周りがいくら、「ここを変えたらもっと良くなるのに」とアドバイスしたとしても、本人にその気がなかつたら変わらない。
そういうものだし、その同僚のことについても、きっと自ら気づいて修正していく時がくるだろうから、それでいい。
自分の好きなようにチャレンジしてみたらいい。
もしかしたら、うまくいかなくてぶつかることがあるかもしれないけど、頑張ってみて。
ダメだったらまた戻っておいで。いつでも帰ってきていいからね。
こんな雰囲気がありました。
「心配は自分のため、信頼は相手のため」
信頼って、何があっても大丈夫だと相手の力を信じることです。時間はかかるかもしれないけど、それも見越した上での認定も必要です。
直接では出さない。でも、ほったらかしではなく、いつも気に掛けていて長い時間をかけて見守っていく。
個人的にはそんな愛の形、優しさの形がすごく好きです。
同僚は、あんまりみんなの愛に気付いてなさそうだったけど、きっとそういうことって周りにもいっぱいあるんじゃないかなと思うのです。
あなたのことも、あなたの力を信じて静かに見守ってくれている人がきっといると思います。
熊本で婚活するなら、仲人が人気の熊本市立千原台高校前の結婚相談所けい花へ……
