好きじゃないタイプとお見合い!


「す」

「私の好みは小栗 旬みたいな人なのに、お申し込みが来たお相手は某お笑い芸人にソックリな人からで。

最初はハッキリ言って「ありえない~この人とお付き合いするのとか絶対ムリムリ~」って思ってたが、その人のことを母に見せたら「旦那にするなら顔じゃない。肝っ玉だ!顔なんかいずれ崩れるし、老ける。それにあんたいったいいくつだと思っているの!?鏡に映る自分の小ジワ、よ~く見てみなさい!」……と叱り飛ばされた。

それからしぶしぶではあったけれどその彼とお見合いをすることに。

顔はやっぱり好きにはなれなかったけれど、彼には私にはない「癒しの力」を持っていた。ほっこり感や安心さがあって、それがすごく好ましかった。

結局その人と交際になり結婚。彼似の子供も生まれたけれど可愛いと思える。「母には一生頭が上がらない」

「その男性がそばに寄るだけでゾワゾワする」など生理的嫌悪を覚えるレベルでない限り、「夫選びに顔はそんなに重要でない」というのはどうやら本当のことのようだ。

ポイントは「尊敬」。

上の女性のように、「自分には決してない好ましい性質がある」とか、その男性に対してどこか一点、敬意を持てるところがありさえすれば結婚生活はうまくいく。

できればすごく人気があって、周囲がうらやむような彼氏が欲しい、というのは、女性の憧れかもしれない。

だが、「自分が欲しいモノというのは他の人だって欲しがる」「自分がイイと思うものはみんなだってイイと思っている」のだ。

人気の彼を狙う女子の中には、残酷なようだけれどあなたよりずっと若く美しく、さらには気立てだっていい女性もいるだろう。そんな彼女たちを差し置いて果たして自分が選ばれるかどうかだ。

その自身がないのならば、最初から自分の身の丈にあった男性を探した方が、貴重な人生の時間をロスしなくて済むかもしれない。

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