「良かったこと、悪かったこと!」


「よ」

現代は非婚晩婚化が著しく進化している。生涯結婚率が減少しているだけじゃなく、20代〜30代ぐらいの結婚適齢期の年頃の男女であっても、彼氏彼女、恋人がいない男女が大幅に増加傾向にあるという。

そんな中、さらに深刻な事態を表すかのようなアンケートの調査結果が出ている。3万7610が回答したリサーチパネルのアンケートでは、「結婚するメリットがあるかわからない」という答えに共感しますか?

という問いにYESと答えたのが全体の33.5%となっている。さらに年齢別では20代30代は約4割が結婚にメリットを感じない。

テレビやバラエティ番組などのメディアで、結婚に対して良くないイメージを拡散しているのがいけない面もある。

「年収400万円以上」「身長175cm以上」「イケメンで優しい人」「20代前半でスタイルがいい可愛い子」など、男女ともに高望みで強欲な様子をテレビで放映されると、異性に対する魅力や「守ってあげたい」「尽くしてあげたい」奉仕精神が削がれてしまうきっかけになる。

独身未婚でなおかつ恋人なしのフリー状態で、さらに結婚に肯定的にもなれない現状、一体日本人はどうなってしまうのか。今後、少子高齢化はもう止められないと思われる。

「結婚は勢い」だとよく言われる。動物の本能的な営みで男女がペアを作って一緒になるのだから、理性的に理屈でどうこう語れるものでない。

むしろ、頭で考えれば考えるほど都合の悪いことばかり浮かんできて、結婚願望がなくなっていってしまうことが良くある。

結婚前にマイナス思考に陥る、いわゆるマリッジブルーの心理状態ではより強く人間を不安にさせる。人間一度なにかを考え始めると、その方向に強くベクトルが偏ってしまう。

結婚するかどうかで悩んでいたり迷っている人は、損得勘定なしのお試し感覚で婚姻届に判子を押して入籍してしまうのも悪くはないでしょう。

現代は離婚率も増加傾向にあるので、昔よりも「傷物」に対する評価も悪くなくなっているし、バツイチ子持ちでも再婚できる婚活サービスなどの環境も整っています。

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