「JUNE BRIDE」

「J」

花嫁が幸せになると言われるジューン・ブライドですが、いろいろな説があります。

ギリシャ神話に出てくる、神様のゼウス。ゼウスは神様と人類の家族の守護神・支配神として神々と人間たちの父と考えられていました。

その神の正妻であるのが、ヘラ。

ヘラは、ギリシャ神話の中で『最高位の女神』と言われています。ヘラは結婚をし子供を授かり、女性や子供、家庭の守護神とされていました。結婚生活の守護神ですね。

その理由の一つとして、神であるゼウスが『浮気症』だったこともあります。ヘラは、浮気をさせないように監視しより良い家庭を築くために必死でした。その姿が、結婚生活の守護神と言われる一つです。その他には、ヘラの母乳を飲むと肉体が強くなるとも言われていました。女性であり母であるヘラ。家庭を守り子供を育てる結婚生活の守護神です。

その神話が、『ローマ』に持ち込まれて行きます。

ギリシャ神話に出てくるゼウスが、ローマ神話ではユーピテル。ギリシャ神話に出てくるヘラが、『ローマ神話ではユーノー』。そのユーノーを、『6月1日』に祭られるようになりました。結婚生活の女神が祭られた6月。

そのような事から、6月に結婚するとユーノーに見守られ素敵な結婚生活が出来、幸せになれると言われます。

6月を英語でJune(ジューン)と言いますが、それはユーノー(Juno)から来ている言葉です。bride(ブライド)は花嫁ですよね。ジューンブライド(june bride)は直訳すると6月の花嫁ですが、ユーノーの女神にあやかって『幸せになる花嫁』と言う意味になります。