「青春時代とは!?」


「せ」

青春時代の感性って今の僕らの世代の人間はもう持ち合わせていないのだと思う。

なぜなら、青春時代の柔軟な感性は、固定化してしまい色々なものに対して新鮮な感性を維持できなくなってきているのではないでしょうか。

青春時代は、つまらないことに傷ついたり、心がゆれたり、心の葛藤とか悩みがあったけれど、青春が終わりおじさん、おばさんになると感性というものは、感情に左右され経験からくる単なる無感動な反射的な単純極まりない、決めつけ、自分の経験からの身勝手な反応へと変わってしまう。

人生経験が長くなると、感性が慣れてしまうことが、みずみずしい若い感性を奪うのでしょうね。

その結果として、後悔したり、怒ったり、泣いたり、非難するだけの単純な浅い条件反射となり、青春時代のみずみずしい心の葛藤や悩むような深いところまで入ってゆけない。

それこそが青春時代の終わりなのでしょうね。

でも大人になると、もっと別の新鮮さを求める精神が働き、青春時代が終わり、一通りの人生という大きなイベントに飽きた大人が別の新鮮さを求めるのがインテリジェンスだと思う。

たとえば、モネ、ゴッホ、ルノワールとかの絵画があるが、それらの名画を青春時代に感動というか理解できるでしょうか?

絵画とか、クラシックとかの芸術は、色々な人生経験を積んだり、絵画だけでなく色々な良いものと接して造脂を深めていかないと本当の良さはわからない性質のものだと思います。

「もうあの人には会えない」とか「あの時代にはもう戻れない」とかいったことが強く心に刻まれ、そのことを断ち切るために、一通りの人生イベントに飽きた大人が求める別の新鮮さ、つまり第二の青春探しというか青春時代が過ぎてしまった惜別の心の癒しというものになるのではないでしょうか。

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