「人生を一緒に歩むパートナーが欲しい!」


「し」

今年一年けい花をお引き立ていただきありがとうございます。

来年も、婚活に役立つメッセージを積極的に発信してまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

誰か新しい人と出会って、結婚したいわけじゃない。でも、これまで頑張ってきた分、ふと思うのです。精神的な支えが欲しい。これからの人生を一緒に歩むパートナーが欲しいって。

「俺が守るから」の甘い響き、それでも仕事は捨てられない。

仕事で散々、男扱いされてきたから、男扱いはお腹いっぱいだ。女扱いされたい。「素」の私は淋しがり屋で甘えたいタイプだから、いっそ女の子がいい。

今付き合っている4歳下の彼とは遠距離恋愛で頻繁には会えず、私が電話で不安を口にすると、「俺が守るから」と言ってくれる。

俺が守るからーーなんて甘くてうっとりできるフレーズだろう。仕事の愚痴をこぼせば、「稼ぎは俺がなんとかするから、無理して働くなよ」と言ってくれる。

彼とは結婚する気はあるけど、養ってもらう気はない。

でも、「俺が守る」というような言葉をかけられるたびに、ふうっと体の力が抜けて、心がほわっと緩む。

ずっと男性社会で肩肘張って生きてきたから、その瞬間ほど幸せを感じることはない。それでも、今の仕事を捨て、彼の住む町へ走る気はなくて・・・。

頑張って生きてきたからこそ、「俺が守る」という言葉に心が溶けていく。

部下に厳しく言えば、「あれだから嫁として務まらないんだよ」と男性社員に陰口をたたかれた。

女性社員は「私はあそこまでは出来ない、ムリ〜」と。そんな嫌味にめげず、男性社会で生き抜くために男っぽく振る舞い続けた。

そうしないと昇進会議で名前を挙げてもらえない。90年代の初めに社会に出て、キャリアを積み上げるにはそこまでする必要があったのだ。

キャリアは全力で守らないと守れない。シングルマザーの私は、そう思う気持ちが人一倍強かったのかもしれない。

35歳で見限った、いつまでも頼りない夫。

結婚したのは21歳、大学3年生のとき。相手は10歳年上のクリエイターだった。出来ちゃった結婚だったから、出産のために一年休学して大学を卒業した。

母になってどんどんしっかりする私と、10歳上でも、経済的にも家事分担的にも頼れない元夫。

いつの間にか私の稼ぎが上回り、ただ世話がかかるだけの彼に見切りをつけたのは、35歳のときだった。

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