子供の頃から優等生!!

優等生から漏れる「私なんて」というつぶやき

人もうらやむ学歴を持ち、いつでも優秀な成績。そんな「優等生」に限って、「俺の実力なんか大したことないよ」「私の頭じゃ、しょせんこの程度」こんな「劣等感」まじりのつぶやきを聞くことがあります。

「なんて贅沢な!」「十分すごいのに!」といくら指摘しても、彼らの心には響きません。どうして優等生なのに、こんな劣等感を持っているのでしょう。

理由の一つには、レベルを上げるごとに「上には上がいる」状況に直面してしまう現実の厳しさがあるでしょう。

たとえ地元で一番だった優等生でも、ハイレベルな学校に進めば、周りは各地からやってきた「神童」だらけ。

そうした人たちと肩を並べれば、途端に「普通の人」になり、自信の鼻が折れてしまうのも、無理はありません。

とはいえ、そうした厳しい環境だからこそ闘志が芽生えて、実力を伸ばしていく人も多いもの。

実際、進学校に進んだ途端に下位グループに転落した生徒が、その転落をバネに、難関大学、一流企業へと逆転勝利していく例もたくさんあります。

優等生は「かくれ劣等感」に苦しんでいる⁉︎

優等生たちは、一見、劣等感を感じることなく、勤勉性を発揮してきたように見えます。ところが、「できて当たり前」と言われて育つのが優等生の宿命。

100点取れないだけで、「どうして完璧にできないの?」と批判され、「○○君は100点だったのに」と比較される。

ワンランク上の難問に挑戦しているのに、「なぜできないの?」と叱られる。

このように、「できて当たり前」「もっとできなきゃ」と言われて育つ中で、心の底で劣等感が育っている優等生は少なくないと思われます。

それでも、周りのレベルが低く、トップクラスにいられるうちは、なんとか自尊心を保てるでしょう。

ところが、中学、高校で有名進学校に進み、周りも神童だらけ、「上には上がいる」という現実に直面すると、持ち前の劣等感が強く出て、立ち直れなくなってしまう人もいると思います。

「優等生ほど折れやすい」と言われる背景には、こんないわゆる「かくれ劣等感」の影響があるのかもしれません。

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