独身貴族って死語?!


まずは、根本的な独身貴族の意味に触れておきます。説明するまでもありませんが、独身貴族とは「経済的に裕福な独身者」です。

また、結婚すると子供を筆頭に様々なことにお金が必要になるため、そういったお金が不要だから経済的に裕福という観点もあります。

合わせて「時間的に裕福」という意味もあるのが独身貴族です。

結婚したら子供の相手もそうですし、時には夫婦間でもイヤイヤ相手をしなければならない時も出てきます。

少なくとも、独身者ほどには時間を自由に使えません。お金も時間も裕福と見なされるのが基本です。

冷静に見れば、あくまで独身貴族の本来の意味は「未婚なだけ」と言えます。

これを独身貴族というなら、学生結婚しなかった社会人一年目の方は、全員が独身貴族になるでしょうね。

まだまだ未婚を独身貴族と見る風潮はある。それほどまでに、結婚するとお金も時間も自由でなくなるからこそ・・・とも言えます。

また一昔前は「結婚してこそ一人前」という風潮があったため、未婚者を軽視する頃もあったわけです。

そんな未婚者を少しでも立てる意味合いも込めて、独身貴族と呼ぶようになったという説もあります。

羨ましいと見るか軽視するかは人にもよりますが、まだまだ未婚者を独身貴族と見る風潮は残っているのが現実です。

少なくとも「単なる独身、未婚なだけ」とは見なされない点は事実でしょうね。

次は、現代の独身者の現実についてお伝えします。以前の意味は、独身(貴族)は「お金も時間も裕福で自由」です。

しかし現代の独身者は、むしろ既婚者よりお金も時間もありません。

無いから、したくても結婚も婚活もできない人・・・というほうが現代の意味合いに即していると言えます。

また、最近の貴族は、「昔は裕福だった」という没落系も多いのが現実です。

実際にお金に困窮するようになった方もいますが、何より「お金や時間の快楽は一過性」と言えます。

男性も女性も40歳頃には落ち着き、お金や時間があっても持て余してしまうのが現実です。

お金や時間があってもなくても、どちらにしても独り身を苦しんでいるのが現代の多くの独身者と言えます。

総じて、元々の意味に戻ったのかもしれません。現在のあなたの立ち位置を問わず、ちょっと意外な現実かもしれませんね。

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