「失恋」は失うだけでなく得られるものもある!

失恋…きっと誰もが一度は経験したことがある恋の終わりではないでしょうか?「恋の喜びは一瞬だけど、恋の悲しみは一生続く……」とも言われたりしますよね。

確かに、相手に対して自分の思いの本気度が高ければ高いほど、その悲しみは深く、時としてトラウマになり、なかなか次の恋をする気にはなれなくなってしまうものですよね。

「この先自分はどうなってしまうんだろう……」

「もう恋なんて、二度とできないんじゃないか……」

「彼以上に好きな人なんて現れない……」

いろんな想いが葛藤して、なかなかその悲しみから抜け出せませんよね……。

ですが、いつまでもその悲しみに浸っているわけにもいかないはずです。これから生きていくための日々の生活を送り、その気持ちに100%引きづられる日々を過ごすわけにもいかないものですよね。

そんな時、その悲しみから抜け出そうと思った時、あなたならどうしてますか?

まず人間の心理としてその悲しみは「まだ現実ではない」という気持ちに駆られ、とにかくその失恋がなかったかのように行動を始めます。

人それぞれに自分自身の中で葛藤を繰り広げているはずです。実は、その時点で人はすでに抜け出す努力を始めていると思います。

特に女性は、現実を受け止められず現実逃避をする感情の強い人間なので、この傾向が強いのですが、男性は逆に失恋という現実に対し、「なぜそういうことが起こってしまったのか」そのことばかりが思考として頭の中を駆け巡り、その現実に対する行動を起こせず、引きずることになってしまうのです。

男性の方が未練を引きずりやすいのは、こういう思考・行動の違いから言われるんですね。

相手と一緒にいられるだけでこれまで感じたことのなかった安心感や幸福感、またお互いの考えや行動、そしてその中で見えるお互いの笑顔や楽しさ。

そんな様々な出来事から、様々な感情が自分の中で経験として残っているはずです。

失恋して、少なくとも悲しみを知った人は、同時に「優しさ」と「強さ」を心の中に宿っていると思います。

そしてどんな恋も、少しは幸せを感じ、そこに笑顔でポジティブな自分がいたはずです。

その「新たな自分」だけは忘れないで、いつまでも自分の中に持っていたいものですし、次の恋はその新たな自分を活かしてこそ、恋から愛へと変えることができるほどの自分に成長していることにいつか気づくはずです。

失恋は失うことよりもむしろ自分自身を成長させるにはプラスになることが多いのかもしれません。

だからこそ、そんな自分と出会ったその恋に、感謝できる自分が出てきた時、きっとポジティブな自分が生まれると思います。

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