もっと積極的にきて!!!

なかなか自分から遊びに誘ってこなかったり、愛情表現がそっけなかったりと、恋愛に消極的な相手と恋をしていると、「脈がない?」「気持ちが冷めた?」と不安になってしまいますよね。

相手の判断をコントロールし、行動を促すための心理テクニックとして、誤前提提示というものがあります。

人は与えられた選択肢の中だけで物事を選択しがちです。

その心の動きを利用して、よく考えると事実と違う、こちらに都合の良い前提条件を提示して、その中から選ばせるテクニックです。

たとえば服屋さんで、買うかどうかまだ迷っているときに「色はベージュと黒がありますよ」と店員さんから声をかけられたとします。これがまさに誤前提誘導。

本来「買うかどうか」の2択なのに、「色をどちらにするか」と誤った選択肢を提示することで自分に都合のいい選択(=購入)に誘導していると考えることができます。

これを応用して、たとえばデートに誘いたい場合、ある程度デートを断られない自信が持てたタイミングで「映画とカラオケ、どっちに行きたい?」というふうに、デートに行くこと前提の選択肢を提示するのです。

受身な相手からの提案は、なかなか断りづらいもの。せっかく頑張って提案してくれたから、断るのも悪いしと思うのが人情ですよね。

でも、無理して受け入れているのもストレスですよね。そこで適切な断り方で対処できるようにしましょう。

そこで必要なのは、謝罪に加え、代案を提示することと理由を述べること。

このようにソフトな姿勢を取りつつ、はっきりと自分の主張を伝えることを、心理学では主張的反応と言います。

これができるようになれば、相手から好感が持たれる上に、あなたに負荷がかかりにくくなるはず。

心理学においてはサンクコスト効果というものがあり、人は労力や時間を相手に費やすと、その対象にのめり込みがちなのです。

例えば、ギャンブルにおいて「◯万使ったから…」となかなかゲームを切り上げられない心理がまさにこれ。

なので、「相手が受け身だから自分が何でもリードしてあげる」というスタンスは避けたほうがいいでしょう。

ある程度相手にも自分との関係性に労力を費やしてもらうことで、あなたとの関係性を盛り上げていくことについて自発的になっていくと考えられます。ある意味で相手を育てていくような気持ちで付き合っていけばいいのかもしれません。

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