個性とは?!

個性は個人の持つ性質や特性のこと。人格とほぼ同義語のように使われますが、その人を表す独自の本性として用いられます。

個性が大事だともてはやされるテレビや学校、世間の風潮から、こういった特別な何かを持っていない自分は普通、平凡だと思ってしまいがちです。

では、よく耳にすることの多い「個性がある、個性がない」とは何なのでしょうか?

個性は活かしたり、強い弱いはあっても個性がないことはありません。

強い個性に憧れを持つことが多い流れから、何か変わった自分でなければいけないような思い込みが本来、自分の持つ個性に気付かないようにさせてしまっています。

この際、個性は印象という言葉に置き換えられているのではないでしょうか。

印象が強い=個性がある

印象が弱い=個性がない

というわけではないということです。

ではなぜ、個性について悩む人が増えたのでしょうか?

それは現代は進路や夢、生き方など、周囲に左右されず個人が意思をもって考えを主張し、行動しやすい時代に年々勢いを増してきていることが原因ではないでしょうか。

就職や進路では学歴や家柄にとらわれず、その人個人の人としての社会的価値が重視され、プライベートではネットやSNSでも自分の気持ちや情報をいつでも発信でき、簡単に全国や世界の人たちと繋がることができます。

そのため全国民がそれぞれ意思表示、自己発信できるようになり、周囲の人と同じ感覚が共感されたい部分と自分独自の感覚を認めたい部分とが共存します。

では、個性とは何のために必要なのか?

ナンバーワンより、オンリーワンという歌詞が流行った頃から、何かで一番になることよりも自分にしかない特別なものを探そうという人と違った特別な自分、本来の自分を探すということが注視されてきました。

それゆえ、個性的とは反対となる普通や無個性ではいけないと思ってしまう人が増えたのかと思われます。

果たして、人と変わった自分が本当に大事なのでしょうか?

もちろん個性が強いことも素晴らしいことですが、反対に、人と変わっていることでいじめに繋がったり、個性が強いが故にむしろ世間から冷たい目で見られることもあり、本当に個性への憧れが正しいものかどうかを考えてみる必要があります。

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