その場その時のその状況に応じて、その関係が持つ意味や理由についてはそれぞれ違うにしても、直感的にこの人とは不思議な縁がある。そう感じたことはあなたにもあるかもしれない。

ご縁の意味は、ビジネス的な損得勘定なのかもしれないし、お互いが刺激し合い、成長し合うためのライバルとしてなのかもしれない。

それこそ異性として大切な関係になることなのかもしれない。

出会ったその場その時その瞬間は、その理由はよく分からない。それでもなぜか感じる不思議な感覚。

そしてそれは、初めて出会った時ではなくとも、付き合う中で突然そう感じることもある。

なぜだろう。この人とは他人な気がしない。こいつムカつくのに、いっつも絡むこと多い。この人とは何やら繋がりを感じる。

好きと嫌いとか、尊敬できるとかできないとか、そういう言葉では表現できない。ビビッとくる不思議な感覚。まあ、言って仕舞えばそれがご縁。

生きていく上では、他者との関係は切っても切れない。そういう意味では、必要性だから維持しているだけ、って関係ってのもある。

双方にとっての合理的な理由に基づいているからこそ、継続可能な関係ってのもある。

でもね、そういう合理的な理由もなく、なぜだかよく分からない関係ってのもあるでしょ。距離が離れていても、近くにいるような感じ。

家族であるかと言えばそうでもなく、愛かというとちょっと違う。でもつながってる感じはある。それこそご縁。

仮に、それがあなたの嫌いな人だとしても、多くの場合、そういう人との関係ってのは、少なからずもあなたの人生に対して、肯定的な影響を与えるもの。

これまで、あなたが関わってきた人との関係を振り返ってみると、割とそういうことってあるでしょ。

もちろん、そこにはあなたの選択も原因としてはある。あなたが、その後縁を結ぶか切るか、選択をした結果として生まれた関係もある。

ご縁ってやつは、引き寄せられ、近づいてはくるものの、手を伸ばして捕まえておかないと、またどっかに流れて行ってしまうもの。

執着する必要はないが、わざわざ目の前にあるなら、それをスルーすることもない。

ご縁を感じる出会いには、あなたの仕事や恋愛、そして人生全般におけるさまざまな出来事に対して、深い意味がある。

その意味は、今すぐは分からないかもしれないが、やがて価値ある意味があったと思えるようになる。これ絶対。

そして、本当に結ばれる人との出会ったときの感覚は、そうじゃない人との出会いとは明らかに違うもの。

ならば、ビビッときた感覚に従ってみればいい。

腕を伸ばして掴んでから、焦らずご縁に身を任せてみると、その出会いは、価値あるものに変わっていくってことです。

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