プロポーズ決断の前夜!!!

その時期、そろそろプロポーズされるかな、とはなんとなく予想がついていた。

なぜなら、私による私のための婚活期限を彼には知らせてあったし、私の中でも関係に白黒つけたいという思いが高まっており、黒だった場合の身の処し方のビジョンも浮かんでいた時期だったからだ。

彼とは何回か、「本当に結婚願望はあるのか」「私と結婚する気はあるのか」「いつ私と結婚するかしないか決めるのか」等々を話題に出してきた。

相手に嫌われるのを恐れてこの話題を避けたり言い方やシチュエーションをすごく気にする人もいるが、この話題で嫌われるようならそもそも結婚なんて無理だろうと思っていたので、あまり気にしなかった。

彼は私からのプレッシャーをあまり心地よく思ってはいなそうだったけど、論理的に「私の方が時間への危機感がある理由」を説明したところ、彼なりの「なる早」で結婚について考えてくれたようだった。

男の人で人間的にまともな人は、付き合っている女性の要望をなるべく叶えてあげたいし、相手を喜ばせたいと本気で思っているのだなと、ここ数年は感じている。

だから、上記の私の要望に対しても、彼なりにベストを尽くしてくれているという信頼感があった。

でも、この場合に「今すぐ結婚しろー」と迫るのは、彼にはyesかNoの選択肢しかないし、無理強いでもあるので、要望を伝えたとは言えない。

そうじゃなくて、とにかくある一定の期間までに、なる早で結婚について考えてほしいというくらいなら、正当な「要望の伝達」の範囲であると私は考えている。

ちなみに、彼から「じゃあもし今俺からプロポーズされたらどうする?」って聞かれたこともあった。

それには「すぐ結婚する」と即答しておいた。

彼のケースがどれくらい一般化できるのかは分からないが、私なら絶対いけるだろうと思う場面でも意外と慎重で、このくらい絶対に傷つかない状況を作ってあげないと、リスクを取らない人も結構いるのかもしれない。

以前から、彼からプロポーズされたら、それを受けるつもりでいた。

しかし、いざ本当にそれが目の前に迫ってきたら、思っていたよりずっと「家同士」というか、第一チャクラ的なエネルギー感がものすごくて、ロマンチックさなど微塵も感じないし、全然ウキウキしないし、むしろ凄すぎるエネルギーの変容についていけない感も出てきた。

そして、その日はとにかく早く寝るようにしたら、朝には完全復活していた。

昨晩までのアレは何だったんだというくらい、もうエネルギー的に完全に「定まった」感があって、「結果はもう決まっている」状態になっていた。

当然、デートにもいくことができて、ご飯もたくさん食べて、食べ終わったところでプロポーズされた。

プロポーズの時に、花束も一緒にもらった。

もし私の体調が戻らず、デートがキャンセルになっていたら、レストランの予約もこの花束も無駄になっただろうに、そんなことはおくびにも出さず、ただただ私の体調を気遣ってくれた彼の器の大きさに感動し、やはりこの人と結婚するという決心に悔いはないと思えた。

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